【出雲国風土記】山代神社(山代社)|山代日子命を祀る古社|意宇郡・松江市古志原町

2022年12月19日月曜日

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【出雲国風土記】山代神社(山代社)|山代日子命を祀る古社|意宇郡・松江市古志原町

出雲国風土記(733)に名を残す、静謐な里の鎮守。
松江市古志原町の「山代神社(山代社)」は、山代郷の由来とされる 山代郷 にゆかり、主祭神は山代日子命。境内には幸神社・和田積神社・恵比須神社などの社も祀られています。


拝殿
山代神社 拝殿|松江市古志原町。社叢に映える入母屋造の拝殿

静かな谷あいに佇む拝殿。

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御祭神

主 祭 神 山代日子命

御由緒(歴史)

御由緒板
山代神社 御由緒板|山代郷の郷社・遷座や境内社についての記述

風土記社・延喜式内社の伝承、遷座・境内社・年中祭礼などが記されています。

当社は出雲国風土記に「山代社」とみえる古社。かつては神名樋山(茶臼山)中腹に鎮座し、 延宝8年(1680)に現在地へ遷座したと伝わります。主祭神の山代日子命は 山代郷の名の由来とされる神で、大国主命の御子と伝承されます。

  • 境内社:幸神社(猿田彦命)/和田積神社(豊玉彦命)/恵比須神社(八重事代主命)/須我神社(須佐之男命)/社日神社 ほか
  • 年中祭:祈年祭(3/9)/輪越祭(7/31)/例大祭(10/9) など
扁額
山代神社 扁額|社号「山代神社」を記す扁額
本殿
山代神社 本殿|瑞垣内から望む社殿(右手) 山代神社 本殿裏|社殿背面のようす
幸神社(境内社)
拝殿と幸神社は橋の廊下で結ばれています。 山代神社 幸神社|拝殿と橋廊下で結ばれる境内社(祭神:猿田彦命) 山代神社 橋の廊下|拝殿と幸神社を結ぶ渡り廊下
和田積神社(境内社)
山代神社 和田積神社|旱魃時の雨請で創祀と伝わる(祭神:豊玉彦命)
恵比須神社(境内社)
山代神社 恵比須神社|牛馬市の守護神として奉斎(祭神:八重事代主命)
須我神社(境内社)
山代神社 須我神社|悪疫退散を祈り奉斎(祭神:須佐之男命)
社日神社(境内社)
本殿の瑞垣内にあります。 山代神社 社日神社|本殿瑞垣内に鎮座(天照大神・大己貴命ほか)
荒神
山代神社 荒神|参道脇の石祠
歳徳神
参道の右手にあります。 山代神社 歳徳神|参道右手の祠
石祠
御由緒にある賽神なのかな...不明。 山代神社 石祠|賽神として祀られた可能性のある石造祠
石灯篭
山代神社 石灯篭|参道脇に立つ灯篭
狛犬
山代神社 狛犬|阿形・吽形 山代神社 狛犬|拝殿前の対 山代神社 狛犬|苔むす台座に鎮座
古志原開地元祖の碑
山代神社 古志原開地元祖の碑|昭和9年建立。移住者の名が刻まれる記念碑 古志原を開いた移住者の名を刻む記念碑で、松江市編入の昭和9年(1934)に建立。先頭は「寛文八年に松江から移住した鍛冶屋・生馬三郎兵衛」で、その後に大根島からの移住者名が続く。

出典:『まち歩きマップ古志原』

参道・手水舎・鳥居・定書き
山代神社 参道|拝殿へと続く石畳の参道 山代神社 手水舎|参拝前に身を清める手水舎 山代神社 参道鳥居|社頭の鳥居 山代神社 定書き|境内の掲示

アクセス・駐車場

地図

島根県松江市古志原6丁目73。鳥居奥に4〜5台の駐車スペースあり(R432の案内板を右折)。

お問い合わせ

所在地島根県松江市古志原6丁目73
TEL--
公式--
Email--
駐車場鳥居奥に4〜5台可
御朱印左手奥の宮司宅でいただけるとのこと(あとで知りました)

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