ちょっと寄り道...ヤマタノオロチ伝説を巡る旅

ヤマタノオロチ伝説を巡る旅

日本最古の歴史書「古事記」に残るスサノオノミコトのヤマタノオロチ退治。この舞台が島根県雲南市をはじめとした斐伊川流域といわれており、現在でも数多くの伝承地が残されています。奥出雲の原風景の中に残される伝承地を巡り、神話ロマンに浸ってみてはいかがでしょうか? きっと “すがすがしい” 気分になっていただけるはずです。

※ 文章・説明はこのパンフレットから引用

温泉神社

アシナヅチ、テナヅチの神陵「二神岩」(ふたごいわ) が万歳山の山腹にあり、この礼拝所が温泉神社の境内に移設されています。

ヤマタノオロチ 温泉神社

(雲南市木次町湯村1060)

天が淵

ヤマタノオロチが棲んでいたところといわれています。また、天が淵に近い万歳山(ばんざいさん) にアシナヅチ、テナヅチが住んでいたとされます。
ヤマタノオロチ 天が淵
(雲南市木次町湯村)

長者の福竹

アシナヅチ、テナヅチがヤマタノオロチから逃げる途中、この地に立ち寄り一本の杖を立てたところ、竹が生えてきたので、長者の福竹という地名になったと伝えられます。

ヤマタノオロチ 長者の福竹

(雲南市木次町西日登2103)

印瀬の壷神

印瀬の八ロ神社(やぐちじんじゃ)の境内に祀られる「壷神さん」は、「八塩折の酒」を入れた八つの壷の内の一つといわれています。

ヤマタノオロチ 印瀬の壷神

(雲南市木次町西日登1524-1)

八口神社

草枕山を枕にうめき苦しむヤマタノオロチに向け、スサノオノミコトが矢を射られた場所と伝えられます。


(雲南市加茂町神原98)

尾留大明神旧社地

スサノオノミコトが、オロチの尾を開き「天叢雲剣」(あめのむらくものつるぎ)を得られた場所と伝えられ、「天叢雲剣発祥の地」といわれています。

ヤマタノオロチ 尾留大明神旧社地

(雲南市加茂町三代522)

大森神社

ヤマタノオロチを退治したスサノオノミコトが、須賀の地へ向う途中、大森の地にしばし宿られ、 クシナダヒメとの婚儀の準備をされたといわれています。

ヤマタノオロチ 大森神社

(雲南市木次町東日登1345)

佐世神社

オロチを退治したスサノオノミコトが、「佐世の木」を頭に挿して喜びの舞を舞っている時、その枝が地に落ちたことから「佐世」という地名になったといわれています。

ヤマタノオロチ 佐世神社

 (雲南市大東町下佐世1202) 

須我神社

ヤマタノオロチを退治したスサノオノミコトが、クシナダヒメと造った「日本初之宮」(にほんはつのみや)といわれています。

ヤマタノオロチ 須我神社

(雲南市大東町須賀260)

夫婦岩(須佐之男命御磐座)

須我神社の奥宮として、須佐之男命ほか三神が祀られている岩座が夫婦岩です。 大きさの異なる2つの岩が寄り添うように並び、その傍らにもう一つ小さな岩。大きなものから須佐之男命、奇稲田比売命、清之湯山主三名狭漏彦八島野命であると言われています。

ヤマタノオロチ 夫婦岩

(雲南市大東町須賀)

河邉神社

クシナダヒメが懐妊されたとき、産湯に使う良い水を探し求め、河辺神社あたりの地を御産所に定められたと伝えられています。

ヤマタノオロチ 河邉神社

(雲南市木次町上熊谷1462-1)

石壺神社

石壺神社の境内社である「尾呂地神社」(おろちじんじゃ)には、スサノオノミコトによって切り落とされたヤマタノオロチの尾が祀られています。

ヤマタノオロチ 石壺神社

(雲南市木次町平田1960)

稲田神社

奥出雲町の稲田はイナタヒメ [クシナダヒメ] 誕生の地と伝えられ、 稲田神社はイナタヒメを主祭神として祀っています。

ヤマタノオロチ 稲田神社

 (仁多郡奥出雲町稲原2128-1)

元結掛けの松

クシナダヒメが髪を結うとき、 元結 (もとゆい) [髪を結び束ねる紐] を掛けた松といわれています。

ヤマタノオロチ 元結掛けの松

(仁多郡奥出雲町佐白)

鏡ヶ池

クシナダヒメがこの池を鏡に見立てて髪を梳 (くしけず) った [髪をとかして整えた]といわれています。

ヤマタノオロチ 鏡ヶ池

(仁多郡奥出雲町佐白)

長者屋敷跡

クシナダヒメの両親、 アシナヅチとテナヅチが住んでいた屋敷跡といわれています。

ヤマタノオロチ 長者屋敷跡

(仁多郡奥出雲町佐白)

釜  石

スサノオノミコトが、オロチに飲ませる「八塩折の酒」(やしおおりのさけ)を造らせた釜跡といわれています。
(雲南市木次町宇谷367)

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八本松

スサノオノミコトが退治したオロチの八つの頭を埋め、その上に八本の杉を植えたと伝えられます。
(雲南市木次町里方507-5)

草枕

「八塩折の酒」を飲んで、酔いつぶれたヤマタノオロチが枕にして寝た山といわれています。
(雲南市加茂町神原121)

八俣大蛇公園

スサノオノミコトが、斐伊川の上流から流れてきた箸を見つけ、拾った場所が木次町新市の地であったと伝えられます。
(雲南市木次町新市3)

斐伊神社

ヤマタノオロチを退治したスサノオノミコトが、クシナダヒメとの婚儀の準備をされた場所だと伝わっています。
(雲南市木次町東日登1345)

熊谷さん

 雲南市木次町にある井戸で、ヤマタノオロチ伝説に登場するクシナダヒメが産湯に使ったとされる井戸です。
(雲南市木次町熊谷233-2)

布須神社(御室山)

ヤマタノオロチ退治の際にスサノオノミコトが八塩折の酒を造ったとされる場所です。
(雲南市木次町宇谷367)

船通山

高天原(たかまがはら) を追放されたスサノオノミコトが最初に天降ったのが船通山の 麓、鳥髪 [鳥上] の地であったといわれています。
(仁多郡奥出雲町竹崎)

地  図


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