出雲国風土記 飯石郡 『河邊社(河邊神社)』
雲南市木次町上熊谷に鎮座する河邊神社は、出雲国風土記に河邊社と記載されている古社で、久志伊奈太美等與麻奴良比賣命(くしいなた みとよまぬらひめのみこと)を御祭神としてお祀りしています。彼女は懐妊して生む場所を求め、この地に至り「甚く久麻久麻しい谷なり」と言ったことから、この地が熊谷と呼ばれるようになったと伝えられています。
※ 河邊神社の論社として他に、雲南市木次町の竝九神社、雲南市三刀屋町の奈倍山神社、雲南市吉田町の杉森神社があります。
拝 殿
本 殿
御祭神
主祭神 | 久志伊奈太美等与麻奴良比売命 清之湯山主三名狭漏彦八島篠命 |
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相殿神 | 誉田別命(応神天皇) 気長足媛命(神功皇后) 足仲彦命(仲哀天皇) |
相殿神 | 上津海童命、中津海童命、下津海童命 |
御由緒
河邊神社【祭神】
河邊神社
駒形大明神
くしいなだみとよまぬらひめのみこと
久志伊奈太美等与麻奴良比売命(奇稲田媛命くしいなだひめのみこと)
すがのゆやまぬしみなさるひこやしまじぬのみこと
清之湯山主三名狭漏彦八島篠命(須佐之男命、奇稲田媛命の御子)
【相殿祭神】
正八幡宮 誉田別命(応神天皇) 気長足媛命(神功皇后) 足仲彦命(仲哀天皇)
海原神社 大綿津見三神(上津海童命、中津海童命、下津海童命)
【祭礼】
祈年祭 四月一日
例大祭、御神幸祭 十一月一日
新嘗祭 十二月一日
【御神徳】
縁結び、子授け安産、家内安全、厄除け長寿、受験合格、芸事上達、五穀豊穣、商工繁盛、河川治水、交通安全、旅行安全
【境内社】
八坂神社、若宮神社、金刀比羅神社、八乗姫神社
【御由緒】
当社は、延喜式神名帳及び出雲風土記所載の式内社としての古社である。奇稲田媛命、御子を生みまさむと此の處に至りて「いと久麻久麻しき谷なり」と宮居し給うと、天平五年(七三三)
の古文書にあり、往時が偲ばれる。
当時は、下熊谷の境の烏帽子山の麓、字松林の地に鎮座せしも後に中央の舟津の現在地に移転している。
(嘉祥四年(八五一)に神階六位上に叙せられ、明治五年に村社に列せられた)
往時は、境内二十五間四方本殿より鳥居までの参道の長さ約六十四間(一一五米)あったが、明治六年の洪水により境内流出堤防構築等により、風致大いに変わった。
明治三十八年上熊谷地区に鎮座せる正八幡宮、海原神社を当地に合祀、明治四十四年に並列的に建てられていた三神社を現在の相殿として。
その後、老朽化し、昭和四十二年十一月遷宮を執行し今日に至っている。
平成五年十一月吉日
境内社
右から八坂神社・若宮神社・八乗姫神社・金刀比羅神社社日碑
荒 神
手 水
拝殿前にある手水 鳥居前にある手水鳥 居
鳥居の扁額社号標
狛 犬
台 座
ベンチではないと思うけど...???参 道
案内板
ここで左折すると対向車が来たら途中1か所でしか離合できません、400m程直進して左折したほうが楽です! 春には桜が綺麗ですが...!地 図
問い合わせ
所在地 | 島根県雲南市木次町上熊谷1462-1 |
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TEL | -- |
HP | -- |
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駐車場 | |
JR木次駅から国道314号線を南下して車で10分ほどです。 駐車場はありませんが、神社入口の左手に広くなった場所があります。 | |
御朱印 | 有無は不明 |
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