【出雲国風土記】大穴持御子神社（三歳社）｜事代主神・高比売命・御年神を祀る出雲大社の境外摂社｜出雲郡・出雲市大社町
「出雲国風土記」に名を刻む、1300年以上の歴史を持つ古社。
出雲大社の境外摂社として、事代主神・高比売命・御年神の三柱をお祀りする「大穴持御子神社（三歳社）」へ、
あなたもタイムスリップしてみませんか？
出雲大社の北側山中に鎮座する大穴持御子神社（三歳社）の社殿。
御祭神
| 主 祭 神 | 事代主神（ことしろぬしのかみ） |
|---|---|
| 合 祀 神 | 高比売命（たかひめのみこと） 御年神（みとしのかみ） |
御由緒（歴史）
出雲大社の境外摂社であることや、三歳社と称される由来、祭日などが記された御由緒板。
大穴持御子神社（三歳社）は、島根県出雲市大社町杵築東の山中に鎮座する出雲大社の境外摂社で、出雲国風土記・出雲郡条に見える「企豆伎社（きつきのやしろ）」の「同社」の一社に比定される古社です。
御祭神の事代主神・高比売命はいずれも大国主大神の御子神で、国土経営に際して父神を助けた若々しい神々と伝えられます。のちに大年神の御子で穀霊神とされる御年神が合祀され、三柱の御子神をお祀りすることから「三歳社（みとせのやしろ）」と称されます。
毎年1月3日未明には「福迎祭（福迎神事）」が斎行され、参道には縁起物の福柴・福茅を授かろうと多くの参拝者が行き交います。
祭日は1月3日・10月6日とされ、出雲大社周辺の信仰とともに、福を迎える神社として今も厚い崇敬を集めています。
- 例大祭：1月3日（福迎祭／福迎神事）
- 季節祭：10月6日（秋季例祭）
現地写真ギャラリー
社殿脇を通る参道と、周囲の杉林の様子がよく分かる一枚。
苔むした石の手水鉢。山中の澄んだ空気とともに、参拝前に心身を清めたいが...水が入ってなかった...。（笑）
出雲大社北側の山中へ続く遊歩道。
福迎祭（福迎神事）の由来や祭礼の様子が図入りで紹介された「福迎の社ご案内」の看板。
参道付近の路肩を利用した駐車スペース。安全に配慮し、周囲の通行の妨げにならないように利用したいところです。
アクセス・駐車場
島根県出雲市大社町杵築東付近。出雲大社と神楽殿の間の道を鵜峠方面へ進み、山側の参道入口から徒歩で上がります。
お問い合わせ
| 所在地 | 島根県出雲市大社町杵築東 |
|---|---|
| TEL | 0853-53-3100（出雲大社） |
| 駐車場 | 出雲大社と神楽殿の間の道を鵜峠方面へ進むと、「福迎の社ご案内」看板付近（駐車スペース写真右）と、さらに先の路肩に軽自動車向けのスペースがあります（駐車スペース写真左）。路上駐車となるため、安全と近隣の迷惑にならないよう十分ご注意ください。 |
| 御朱印 | 有無は不明。出雲大社社務所などで事前にご確認ください。 |
| 公式 | 出雲大社 公式サイト（摂末社案内） |
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