【出雲国風土記】奥宇賀神社(彌努婆社・布世社・布西社)|天照大神ほか七柱を祀る合祀社|出雲郡・出雲市奥宇賀町
「出雲国風土記」に名を刻む、三社合祀の古社。
出雲市奥宇賀町の「奥宇賀神社」は、和田地区の美努麻神社・布施地区の布勢神社・本郷地区の伊勢神社を合祀して成立した神社です。
御祭神には天照大神のほか伏雷神・武内宿祢命・息長足姫神・大己貴神・経津主神・武甕槌神の七柱が祀られ、
出雲国風土記には「彌努婆社(美努麻神社)」「布世社(布勢神社)」「布西社(伊勢神社)」として記載されています。
御祭神
| 主 祭 神 | 天照大神 |
|---|---|
| 合 祀 神 |
伏雷神 武内宿祢命 息長足姫神 大己貴神 経津主神 武甕槌神 |
御由緒(歴史)
奥宇賀神社(おくうがじんじゃ)は、出雲市奥宇賀町に鎮座する古社です。
明治末年、和田地区の美努麻神社、布施地区の布勢神社、本郷地区の伊勢神社の三社を合祀し、「奥宇賀神社」と称するようになりました。
大正二年には、本郷・和田・布勢の境にあたる山頂に社殿が造営され、昭和三十三年十月に現在地へ遷座して今に至ります。
出雲国風土記では、美努麻神社は「弥努婆の社」、布勢神社は「布世の社」と記され、ともに延喜式神名帳に名を残す式内社で、古くから崇敬を集めてきました。
伊勢神社は江戸時代初頭、宇賀新左衛門によって創建され、後に社殿が整えられたと伝わります。
七月末には夏祭りの神幸が行われ、武内宿祢命の神輿を中心に、獅子・旗・八重榊・氏子が列をなし、布勢海岸の仮宮に向かいます。
海辺で五穀豊穣・家内安全を祈願し獅子舞を奉納したのち、夜になると再び本宮へ還幸する、地域に受け継がれた行事です。
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アクセス・駐車場
島根県出雲市奥宇賀町1388-4付近。県道250号線を平田方面から鰐淵寺方面へ進み、「有限会社ハイミックス第二工場」付近の待避所に駐車して参拝できます。
お問い合わせ
| 所在地 | 島根県出雲市奥宇賀町1388-4 |
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| TEL | -- |
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| 駐車場 |
平田方面から県道250号線を鰐淵寺方面へ進むと右手に 「有限会社ハイミックス第二工場」の看板が見えてきます。 工場前の待避所に駐車して参拝できます。 |
| 御朱印 | 有無は不明 |

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