【出雲国風土記】奥宇賀神社(彌努婆社・布世社・布西社)|天照大神ほか七柱を祀る合祀社|出雲郡・出雲市奥宇賀町

2021年3月20日土曜日

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【出雲国風土記】奥宇賀神社(彌努婆社・布世社・布西社)|天照大神ほか七柱を祀る合祀社|出雲郡・出雲市奥宇賀町

「出雲国風土記」に名を刻む、三社合祀の古社。
出雲市奥宇賀町の「奥宇賀神社」は、和田地区の美努麻神社・布施地区の布勢神社・本郷地区の伊勢神社を合祀して成立した神社です。
御祭神には天照大神のほか伏雷神・武内宿祢命・息長足姫神・大己貴神・経津主神・武甕槌神の七柱が祀られ、
出雲国風土記には「彌努婆社(美努麻神社)」「布世社(布勢神社)」「布西社(伊勢神社)」として記載されています。


拝殿
奥宇賀神社 拝殿

里山の静けさに包まれた奥宇賀神社の拝殿

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御祭神

主 祭 神 天照大神
合 祀 神 伏雷神 武内宿祢命 息長足姫神
大己貴神 経津主神 武甕槌神

御由緒(歴史)

御由緒板
奥宇賀神社 御由緒記

三社合祀と遷座の経緯が記された奥宇賀神社由緒記

奥宇賀神社(おくうがじんじゃ)は、出雲市奥宇賀町に鎮座する古社です。
明治末年、和田地区の美努麻神社、布施地区の布勢神社、本郷地区の伊勢神社の三社を合祀し、「奥宇賀神社」と称するようになりました。

大正二年には、本郷・和田・布勢の境にあたる山頂に社殿が造営され、昭和三十三年十月に現在地へ遷座して今に至ります。
出雲国風土記では、美努麻神社は「弥努婆の社」、布勢神社は「布世の社」と記され、ともに延喜式神名帳に名を残す式内社で、古くから崇敬を集めてきました。
伊勢神社は江戸時代初頭、宇賀新左衛門によって創建され、後に社殿が整えられたと伝わります。

七月末には夏祭りの神幸が行われ、武内宿祢命の神輿を中心に、獅子・旗・八重榊・氏子が列をなし、布勢海岸の仮宮に向かいます。
海辺で五穀豊穣・家内安全を祈願し獅子舞を奉納したのち、夜になると再び本宮へ還幸する、地域に受け継がれた行事です。

本殿
奥宇賀神社 本殿

静かに鎮まる奥宇賀神社の本殿

境内社

左から 水神・山神・荒神の三社が並びます。

奥宇賀神社 境内社
稲荷さん

稲荷さん 宇迦之御魂神神徳

五穀豊穣・商売繁盛・家内安全を祈るお社です。鳥居の朱は豊作と命の躍動を象徴し、災厄除けの色ともされています。

奥宇賀神社 稲荷さん
稲荷さんの狛犬
奥宇賀神社 稲荷さん 狛犬
稲荷さん 御由緒
奥宇賀神社 稲荷さん 御由緒
境内
奥宇賀神社 境内
境内の狛犬
奥宇賀神社 境内 狛犬
随神門
奥宇賀神社 随神門
鳥居
奥宇賀神社 鳥居
鳥居 扁額
奥宇賀神社 鳥居 扁額
参道の狛犬
奥宇賀神社 狛犬

アクセス・駐車場

地図

島根県出雲市奥宇賀町1388-4付近。県道250号線を平田方面から鰐淵寺方面へ進み、「有限会社ハイミックス第二工場」付近の待避所に駐車して参拝できます。

お問い合わせ

所在地 島根県出雲市奥宇賀町1388-4
TEL --
HP --
Email --
駐車場 平田方面から県道250号線を鰐淵寺方面へ進むと右手に
「有限会社ハイミックス第二工場」の看板が見えてきます。
工場前の待避所に駐車して参拝できます。
御朱印 有無は不明

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