【出雲国風土記】飯石神社(飯石社)・託和神社(託和社)|磐座を御神体とする式内社と吉備津彦命を祀る境内社|飯石郡・雲南市三刀屋町

2019年6月26日水曜日

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【出雲国風土記】飯石神社(飯石社)・託和神社(託和社)|磐座を御神体とする式内社と吉備津彦命を祀る境内社|飯石郡・雲南市三刀屋町

「出雲国風土記」に名を刻む、1300年以上の歴史を持つ古社。
磐座そのものを御神体とする飯石神社(飯石社)と、吉備津彦命を祀る託和神社(託和社)。
出雲の原初的な祭祀形態を今に伝える聖地を、写真とともに巡ります。


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御祭神

主 祭 神(飯石神社) 伊毘志都幣命(天夷鳥命)
主 祭 神(託和神社) 吉備津彦命

御由緒(歴史)

御由緒板
飯石神社 御由緒板|飯石郡・雲南市三刀屋町の古社解説

式内・飯石神社の縁起、祭祀形態(磐座)や例祭などが記されています。

飯石神社は『出雲国風土記』(733年)所載の飯石社に比定される古社で、磐石を御神体とする古代祭祀(磐境・磐座)の形を今に伝えます。拝殿と通殿の奥に幣殿を配し、御神体を正面から拝する独特の社構えが特徴です。

主祭神は伊毘志都幣命(天夷鳥命)。天照大御神の御孫・天穂日命の御子と伝えられ、出雲国造家の御祖神にあたります。境内社託和神社は風土記の託和社に比定され、吉備津彦命を祀ります。

拝殿
飯石神社 拝殿|静謐な雰囲気の社殿

杉木立に抱かれた拝殿。参道正面から御神体を拝します。

幣殿
飯石神社 幣殿|御神体を囲む祭祀空間

幣殿・通殿・拝殿が一直線に並ぶ古式の配置。

御神体(磐座)
飯石神社 御神体の磐座|二重玉垣に囲まれた霊石

玉垣で厳重に守られる御神体の磐石。

境内社:託和神社
飯石神社 境内社・託和神社|吉備津彦命を祀る

明治期に旧社地より遷座。八幡宮を合祀。

鳥居
飯石神社 鳥居|参道入口

神域へ続く参道。周囲は静かな里山の風景。

飯石神社と託和神社
飯石神社と託和神社|社殿配置

両社の位置関係が一望できます。

手水鉢
飯石神社 手水鉢

清らかな手水で心身を整えてから参拝を。

御由緒(掲示)
飯石神社 御由緒掲示

縁起・例祭・境内社についての解説板。

アクセス・駐車場

地図

島根県雲南市三刀屋町多久和1065。
鳥居前のスペースに駐車可・スロープあり。

お問い合わせ

所在地島根県雲南市三刀屋町多久和1065
TEL--
公式--
Email--
御朱印有無は不明
駐車場神社の手前にあります。スロープあり。

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