【出雲国風土記】大森神社(日原社)|婚儀準備の伝承と銅鐸出土の古社|大原郡・雲南市木次町

2019年8月25日日曜日

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【出雲国風土記】大森神社(日原社)|婚儀準備の伝承と銅鐸出土の古社|大原郡・雲南市木次町

「出雲国風土記」に名を残す、日原社に比定される古社。
雲南市木次町東日登に鎮座する大森神社は、素戔嗚尊・稲田姫命・大己貴尊・天日腹大科戸美大神を祀ります。
伝承では、素戔嗚尊が八岐大蛇退治ののち、須賀へ向かう途中にこの地へ立ち寄り、稲田姫との婚儀の準備をしたとも。
なお、雲南市大東町の「日原神社」を日原社とする説もあります。


拝殿
大森神社 拝殿|雲南市木次町東日登・日原社比定の社の正面

境内の中心となる拝殿。里の静けさの中に凛と佇みます。

拝殿扁額
大森神社 拝殿扁額|社名を掲げる扁額のクローズアップ

拝殿正面に掲げられた扁額。

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御祭神

主 祭 神 素戔嗚尊 稲田姫命 大己貴尊 天日腹大科戸美大神
配 祀 神 市杵島命 倉稲魂命 菅原道具霊神

御由緒(歴史)

御由緒板
大森神社 御由緒板|日原社比定・祭神と伝承(婚儀準備の地)

祭神・沿革・伝承(宿り地、婚儀準備、銅鐸出土など)がまとめられています。

当社は出雲国風土記「日原社」に比定される神社として知られ、古記録(雲陽誌)には「大森大明神」とも記されると伝わります。
伝承では、素戔嗚尊が八岐大蛇退治の後、須賀(現・雲南市大東町須賀)へ向かう途中にこの地へ宿り、稲田姫との婚儀に関わる準備を整えたとも。
また、大己貴尊(大国主命)がその事績を継承した地であるとも語られます。

御由緒板には、社殿が参道正面に対して横向きに鎮座する理由として、社殿正面を横切ることを畏れたため――という伝えも記されています。
さらに、旧跡地付近からは銅鐸・土器などが出土し、同型の銅鐸が荒神谷遺跡・加茂岩倉遺跡の出土例と並べて語られる点も見どころです。

  • 例大祭:毎年10月23日
  • 境内社:事比羅神社/若宮神社/鷲神社/八坂神社/社日神/枳佐加比社/牛荒神社 ほか
本殿
大森神社 本殿|拝殿奥に鎮まる社殿・日原社比定の中核

拝殿の奥に鎮座する本殿。

本殿裏
大森神社 本殿裏|社殿背後の様子と周囲の社叢

本殿背面。社叢に包まれる落ち着いた空気。

枳佐加比社
大森神社 枳佐加比社|枳佐加比売命を祀る境内社の社殿

枳佐加比売命を祀るとされる境内社。

枳佐加比社 扁額
大森神社 枳佐加比社 扁額|境内社名を刻む扁額

枳佐加比社の扁額。

境内社
大森神社 境内社|鷺社・事比羅社・若宮社・八坂社などが並ぶ社群

右から鷺社・事比羅社・若宮社・八坂社。境内に小社が整然と祀られています。

社日碑
大森神社 社日碑|境内に立つ石碑(社日神に関わる記念)

境内の一角に立つ社日碑。

狛犬
大森神社 狛犬|社頭を守る狛犬(横位置)

社頭の狛犬。表情に味があります。

狛犬
大森神社 狛犬|社頭を守る狛犬(別角度・横位置)

参道の狛犬。参道側からの眺め。

参道
大森神社 参道|社叢に包まれる参道の景観

木立の中を進む参道。空気が澄んで感じられます。

参道
大森神社 参道|社地へ続く参道の風景(別カット)

参道の途中の眺め。季節で表情が変わりそうです。

鳥居
大森神社 鳥居|社頭に立つ鳥居(周囲は里山の風景)

入口の鳥居。ここから境内の静域へ。

鳥居 扁額
大森神社 鳥居 扁額|鳥居に掲げられた社名の扁額

鳥居の扁額。参拝前に社名を確認できます。

何かの跡
大森神社 境内の遺構のような跡|石組みが残る一角

境内に残る「何かの跡」。遺構のようにも見え、想像が膨らみます。

風景
大森神社 神社前からの風景|里山と集落を望む景観

神社前からの眺め。里の暮らしと古社の距離感が伝わります。

伊能忠敬測量地の記念碑
大森神社 伊能忠敬測量地の記念碑|境内に立つ測量ゆかりの碑

伊能忠敬の測量にちなむ記念碑。

階段(飯石ふれあい農道側)
大森神社 飯石ふれあい農道からの階段|参拝導線の一つ(駐車目安にもなる)

飯石ふれあい農道側から上がる階段。駐車の目印にも。

社号標
大森神社 社号標|社名を刻む石の社号標

境内入口付近の社号標。

社頭
大森神社 社頭|鳥居側から見た境内入口の全景

社頭の雰囲気。里山の緑に溶け込む古社です。

アクセス・駐車場

地図

所在地:島根県雲南市木次町東日登1345。飯石ふれあい農道沿いの階段付近に駐車できる広い場所があります。

お問い合わせ

所在地島根県雲南市木次町東日登1345
TEL--
駐車場飯石ふれあい農道沿いの階段そばに広い場所あり。そこから約100m南へ行くと上に上がれる道路がありますが、上側に駐車場はありません。
御朱印有無は不明(要確認)
公式--

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