【出雲国風土記】温泉神社|味耟高彦根命を祀る古社|仁多郡・雲南市木次町湯村
なぜ“温泉”の地に、味耟高彦根命が祀られているのか。
出雲神話の核心──八岐大蛇退治の物語と、仁多郡の郡構造を手がかりに、温泉神社という空間の思想を読み解きます。
拝殿(象徴)
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『出雲国風土記』仁多郡条には、
「漆仁社」
と記されています。
この漆仁社が、現在の温泉神社の前身と考えられています。
仁多郡は、斐伊川上流域を中心とする山間の郡。
出雲の中でも「国土を内側から支える」地域でした。
その郡に置かれた社は、単なる村社ではなく、郡構造の精神的中心であった可能性があります。
本殿(神格)
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主祭神は味耟高彦根命。
五穀豊穣・厄除け・病気平癒の神とされます。
しかしここで重要なのは「ご利益」ではありません。
味耟高彦根命は、国土の生成と農耕秩序を象徴する神。
すなわち、荒ぶる自然を鎮め、生活の循環を整える思想そのものです。
鳥居(結界)
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社頭
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足名椎命・手名椎命 御神陵
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八岐大蛇神話の舞台。
足名椎・手名椎が祀られた二神岩は万歳山中腹にありましたが、
道路改修によりこの地へ遷座されました。
大蛇退治の神の杉
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福寿の樹
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アクセス
神社基本情報
| 神社名 | 温泉神社 |
|---|---|
| 所在地 | 雲南市木次町湯村1060 |
| 電話番号 | 公式情報をご確認ください |
| 公式サイト | 公式情報をご確認ください |
| 御朱印 | 現地にてご確認ください |
| 駐車場 | あり |
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