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出雲国風土記 神門郡 『加夜社(市森神社)』

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出雲国風土記 神門郡 『加夜社(市森神社)』 出雲市稗原町に鎮座する市森神社は出雲国風土記に加夜社と記載され、阿陀加夜怒志多岐吉比売命を御祭神としてお祀りする古社です。 参道途中から右に分かれたところには、秋葉神社もあります。 拝 殿 本 殿 御祭神 主 祭 神   阿陀加夜怒志多岐吉比売命 旧配祀神     天照大御神 高皇産霊神 新配祀神     肥長比売命 天御中主神 香之背男神 御由緒 市森神社 主祭神 阿陀加夜怒志多岐吉比売命 旧配祀神 天照大御神 高皇産霊神  新配祀神 肥長比売命 天御中主神 香之背男神 例祭十一月三日 夏祭七月二十日 市森神社のもとは出雲国風土記にある 加夜社で、主祭神の御父神は大国主大神 御母神は朝山神社の玉邑比売命といわれます。 この社は加夜床の地にありましたが、中古市森へ奉遷して市場の守神とされて市守社、後市森社とよばれました。 肥長比売命はもと風土記の保乃加社、式内社の富能加神社の御祭神であります。 昔、石畑清谷へ星神が天降られたので、人々はこの星神を合祀して星宮神社とよぶようになったといわれます。この社は山寄鐘築境あたりにあったようです。  この両社は石畑の現在地へ合祀されて、 御本殿は同形同大の二社でありましたが、 昭和二十七年遷宮の時今の一社に合殿となり幣殿も新設され、また大正四年改築の拜殿は七十畳敷の壮大さであります。 市森神社社務所 貴船社 天王社   貴船社 祭神 高龗神 由緒  農耕用水の神で雨乞止雨の神と里人の信仰が篤い もと市森長者の鎮守神であったが後世市森神社の末社として祀られた。 合殿に手置帆負命 彦狹知命二柱を祀る建築工事の守護神職工の祖神である 天王社 祭神須佐之男命 神徳 人命救助 農業保護 林業漁業の神 すべての人の罪穢苦悩を救う神である 両社とも勧請年不詳 市森神社々務所 若宮神社 若宮神社 祭神 若倭部臣 神門臣 吉備臣 由緒 音 加夜里の土居(今の市森の一部) にこの三名が居住し 俗に土居長者と呼んだ社地移転など公益事業に功があり それを表する...