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嶋根郡 郷里驛家

嶋根郡 郷里驛家 旧潜戸(加賀の潜戸) 嶋根郡 ( しまねのこほり ) 合はせて 郷 ( さと ) 八。 里 ( こざと ) 二十 五。 餘戸 ( あまりべ ) 一 。 驛家 ( うまや ) 一 。   朝酌郷 ( あさくみのさと )  今も 前 ( さき ) に依り て 用 ゐる 。 山口郷 ( やまぐちのさと )  今も前に依り て 用 ゐる 。 手染郷 ( たしみのさと )  今も前に依り て 用 ゐる 。     美保郷 ( みほのさと )  今も前に依り て 用 ゐる 。   方結郷 ( かたえのさと )  今も前に依り て 用 ゐる 。   加賀郷 ( かかのさと )  本の字は 加加 ( かか ) 。 生馬郷 ( いくまのさと )  今も前に依り て 用 ゐる 。   法吉郷 ( ほふきのさと )  今も前に依り て 用 ゐる 。   以上八、 郷別 ( さとごと ) に 里 ( こざと ) 三。   餘戸里 ( あまりべのさと )   千酌驛 ( ちくみのうまや ) 嶋根 ( しまね ) と 號 ( なづ ) くる 所以 ( ゆゑ ) は、 國引き 坐 ( ま ) しし 八束水臣津野命 ( やつかみづおみづぬのみこと ) の 詔 ( の ) り たまひて、名を 負 ( おほ ) せ 給へるなり。 故 ( かれ ) 、嶋根と 云ふ 。 朝酌郷 ( あさくみのさと ) 。 郡家 ( ぐうけ ) の 正南 ( まみなみ ) 一十里六十四歩なり。 熊野大神命 ( くまぬのおほかみのみこと ) 詔 ( の ) り たまひて、 朝御餼 ( あさみけ ) の 勘養 ( かむかひ ) に、 夕御餼 ( ゆふみけ ) の 勘養 ( かむかひ ) に、 五贄 ( いつにへ ) の 緒 ( を ) の處定め給ひき。 故 ( かれ ) 、朝酌と 云ふ 。 山口郷 ( やまぐちのさと ) 。郡家の正南四里二百九十八歩なり。 須佐能袁命 ( すさのをのみこと ) の御子、 都留支日子命 ( つるぎひこのみこと ) の 詔 ( の ) りた まひしく、「 吾 ( あ ) が 敷 ( し ) き 坐 ( ま ) さむ 山口の處なり」と 詔 ( の ) りた まひしく。 故 ( かれ ) 、山口と 負 ( おほ ) せ 給ひき。 手染郷 ( たしみの

意宇郡 山野河川海岸通道

意宇郡 山野河川海岸通道 嫁が島 長江山。 郡家 ぐうけ の 東南五十里なり。 水精 すゐしやう あり 。 暑垣 ( あつがき ) 山。郡家の 正東 ( まひがし ) 二十里八十歩なり。 烽 ( とぶひ ) あり 。 高野 ( たかぬ ) 山。郡家の正東一十九里なり。 熊野 ( くまぬ ) 山。郡家の 正南 ( まみなみ ) 一十八里なり。 檜 ( ひ ) ・ 檀 ( まゆみ ) あり。 謂はゆる 熊野大神の坐す。 久多美 ( くたみ ) 山。郡家の西南二十三里なり。 玉作山。郡家の西南二十二里なり。 社あり。 神名樋野 ( かむなびぬ ) 。郡家の西北三里一百二十九歩なり。高さ八十丈、 周 ( めぐ ) り 六里三十二歩あり。 東に松あり、三方は並びに 茅 ( ち ) あり 。 凡そ、 諸 ( もろもろ ) の 山野に在る所の草木は、 麥門冬 ( やますげ ) ・ 獨活 ( うど ) ・ 石斛 ( いはぐすり ) ・ 前胡 ( のぜり ) ・ 高梁薑 ( こうらはじかみ ) ・ 連翹 ( いたちぐさ ) ・ 黃精 ( おほゑみ ) ・ 百部根 ( ほとづら ) ・ 貫衆 ( おにわらび ) ・ 白朮 ( をけら ) ・ 薯預 ( やまついも ) ・ 苦參 ( くらら ) ・ 細辛 ( みらのねぐさ ) ・ 商陸 ( いをすき ) ・ 高本 ( さはそらし ) ・ 玄參 ( おしくさ ) ・ 五味子 ( さねかづら ) ・ 黃芩 ( ひひらぎ ) ・ 葛根 ( くずのね ) ・ 牡丹 ( ふかみぐさ ) ・ 藍漆 ( やまあゐ ) ・ 薇 ( わらび ) ・藤・ 李 ( すもも ) ・檜・杉 字或いは椙に作る。 ・ 赤桐 ( あかぎり )   字或いは梧に作る。 ・ 白桐 ( きり ) ・ 楠 ( くすのき ) ・ 椎 ( しひ ) ・ 海榴 ( つばき )   字或いは椿に作る。 ・ 楊梅 ( やまもも ) ・松・ 栢 ( かへ )   字或いは 榧 ( かへ ) に作る。・ 蘗 ( きはだ ) ・ 槻 ( つき ) 。禽獸には則ち、 鵰 ( わし ) ・ 晨風 ( はやぶさ )   字或いは隼に作る 。・ 山雞 ( やまどり ) ・鳩・ 鶉 ( うずら ) ・ 鶬 ( ひばり )   作。・ 鴟鴞 ( づく )   橫到に作る惡鳥なり。・ 熊・