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【出雲国風土記】阿禰神社(阿如社)|天照大神と素戔嗚尊を祀る古社|島根・湖陵町

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【出雲国風土記】阿禰神社(阿如社)|天照大神と素戔嗚尊を祀る古社|出雲市・湖陵町で 伊弉諾・伊弉冉の御子三柱の姉神を祀る、姉の里と呼ばれた湖陵の古社 出雲国風土記に「阿如社」と記された古社をご存じですか? 阿禰神社(出雲市湖陵町)は、『出雲国風土記』に「 阿如社 」として登場する古社。 天照皇大御神と素戔嗚尊をはじめ、八幡大神などをお祀りし、湖陵の歴史と信仰を今に伝えています。 → 現地取材してきました! 目次(クリックで開く) 拝殿・本殿 御祭神と御由緒 姉の里と阿如社の伝承 境内社と見どころ アクセス・駐車場・地図 拝殿・本殿 ▲ 拝殿 ▲ 本殿 御祭神と御由緒 主祭神 天照皇大御神・素戔嗚尊・品陀和気尊(八幡大神)・惟神大神 出雲国風土記(713年)には「阿如社」と記され、創立年代は不詳ながら神亀年中に伊弉諾尊・伊弉冉尊の御子三柱の姉神が鎮座したため、この地を「姉の里」と呼ぶと伝えられます。延喜式神名帳所載(式内社)。 この地には建保4年(1216)に出雲守護・佐々木義清が創建した八幡宇佐宮があり、天文10年(1541)に佐々木詮久が造営、永禄年間に小早川隆景が再建(『雲陽誌』)。慶長年中の神領没収と本社焼失により宝物類の多くを失うも、明治24年に両社合祀、現在地へ遷座しました。 『阿禰神社 御由緒』より要約 姉の里と阿如社の伝承 伊弉諾尊・伊弉冉尊の御子三柱の姉神がこの地に鎮まったことから、里は「姉(あね)の里」と称された――と古書に見える。 → 社号「阿禰(あね)」と地名伝承が重なり、古来の信仰圏が伺えます。 境内社と見どころ ▲ 鳥居 ▲ 鳥居の扁額 ▲ 狛犬(上段) ▲ 狛犬(下段) ▲ 客大明神神社(焼太刀大穂日子命) ▲ 金毘羅社(金山彦命) ...