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出雲国風土記 神門郡 『佐志牟社(佐志武神社)』

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出雲国風土記 神門郡 『佐志牟社(佐志武神社)』 出雲市湖陵町に鎮座する佐志武神社は、出雲国風土記に佐志牟社と記載された古社で、建御雷神・経津主神を御祭神としてお祀りする神社です。 毎年十月第三土・日曜日の佐志武神社の例大祭では初日に地区内を練り歩き、二日目には華倒しが行われる神事華と神事舞が奉納される。 拝 殿 拝殿の注連縄 本 殿 御祭神 主 祭 神    建御雷神 経津主神 御由緒 佐 志 武 神 社 御祭神 建御雷神     経津主神 例祭日  十月十八日・十九日(現在は十月第三土・日曜日に変更)     神事華と神事舞(稚児行列が随行)が奉納される。 御由緒    出雲風土記(七三三年)では「佐志牟社」、延喜式では「佐志武神社」と記載されている古社である。御祭神は、国譲り神話において高天原からの使者として派遣された二神で、国土禅譲の事を大国主命に問うに当たり、進んで申し出てこの地に降り立ったところから 「須々牟」といい、後に「佐志牟」と言うようになった といわれている。 また、社伝によれば、この地(出雲国指海の浦)の海岸に降り立った二神が稲佐の小浜へと進んで行ったことから「すすむ」が「佐志牟」になったとされている。 境内神社 恵比須神社      荒神社 佐志武神社護持会 境内社   恵比須社と荒神社 狛 犬 境内の狛犬 鳥居横の狛犬 鳥 居 鳥居の扁額 参道階段 社号標 社 頭 境内から神社前の風景 地 図 問い合わせ 所在地  島根県出雲市湖陵町差海891 TEL  0853-43-1256 HP  -- Email  -- 駐車場  くにびき海岸道路の公園から東に500m程の場所にあります。  駐車場は周りを探しましたが無い思われます。  違反になるかと思いながら、歩道上に停めて参拝しました。 ...

出雲国風土記 神門郡 『美久我社(彌久賀神社)』

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出雲国風土記 神門郡 『美久我社(彌久賀神社)』 出雲市湖陵町に鎮座する彌久賀神社は、出雲国風土記に美久我社と記載された古社で、主祭神に天之御中主大神を、合祀神として宇賀御魂神をお祀りする神社です。 境内には数多くの摂社・末社や少し変わったものがあります。 拝 殿 拝殿の内部 拝殿の扁額 本 殿 御祭神 主 祭 神    天之御中主大神 合 祀 神    宇賀御魂神 御由緒 彌久賀神社 御祭神 主祭神 天之御中主大神 合 祀 宇賀御魂神 神 紋 二重龟甲遠鷹祠  由 緒 当社の大神さまは、神代の昔天地いまだ漂う時初めて宇宙を治められた神代最高の位の大神、天之御中主大神さまで 天照大神さまの御祖父さまであります。何時頃からこの地に奉られたか定かでありませんが、文字が我が国に伝来し 聖武天皇天平五年(七三三年)出雲風土記、延喜式、出雲国巡拝記等の古文書等に記されており古社なること明らかです。 又社名は、出雲風土記(美久我の社)、延喜式(彌久賀神社)、慶長時代から文政時代(若一玉子権現御社)と言い嘉祥四年に正六位に叙せられ、明治四年に郷社となり遠い昔の私達の先祖から今に至るまで多くの人々の心の支え として敬仰される神社であります。 『彌久賀神社境内御由緒』より 苗鹿神社   苗鹿神社 御祭神 天太王命  本社は、元大池村字苗鹿原に神社として奉られていたが明治四十年に摂社として境内地に移転遷座、何時頃から苗鹿原に奉られたか定かでありませんが「由緒」この神様は、 山から鹿に乗り鹿の背に稲を取かけて下り里人に苗を与え 農耕を広めし神と言われ、歴史的に明らかなことは享保元年から文政八年頃まで苗鹿大明神御社と云い以後社名を苗鹿神社となり、明治四年に村社となりました。 恵比寿神社 恵比須神社 御祭神 大己貴命 事代主命 本社は、元大池村字明神に無格社恵比須神社として奉られ 明治四十年に末社として境内地に移転し奉られし社であります。 疫病神社 疫病神社 御祭神 八十禍津日神 大禍津日神 本社は、疫病の流行を防ぐ社で何時からこの地に奉られたか不明。明治初年から昭和二十五年頃ま...

【出雲国風土記】阿禰神社(阿如社)|天照大神と素戔嗚尊を祀る古社|島根・湖陵町

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【出雲国風土記】阿禰神社(阿如社)|天照大神と素戔嗚尊を祀る古社|出雲市・湖陵町で 伊弉諾・伊弉冉の御子三柱の姉神を祀る、姉の里と呼ばれた湖陵の古社 出雲国風土記に「阿如社」と記された古社をご存じですか? 阿禰神社(出雲市湖陵町)は、『出雲国風土記』に「 阿如社 」として登場する古社。 天照皇大御神と素戔嗚尊をはじめ、八幡大神などをお祀りし、湖陵の歴史と信仰を今に伝えています。 → 現地取材してきました! 目次(クリックで開く) 拝殿・本殿 御祭神と御由緒 姉の里と阿如社の伝承 境内社と見どころ アクセス・駐車場・地図 拝殿・本殿 ▲ 拝殿 ▲ 本殿 御祭神と御由緒 主祭神 天照皇大御神・素戔嗚尊・品陀和気尊(八幡大神)・惟神大神 出雲国風土記(713年)には「阿如社」と記され、創立年代は不詳ながら神亀年中に伊弉諾尊・伊弉冉尊の御子三柱の姉神が鎮座したため、この地を「姉の里」と呼ぶと伝えられます。延喜式神名帳所載(式内社)。 この地には建保4年(1216)に出雲守護・佐々木義清が創建した八幡宇佐宮があり、天文10年(1541)に佐々木詮久が造営、永禄年間に小早川隆景が再建(『雲陽誌』)。慶長年中の神領没収と本社焼失により宝物類の多くを失うも、明治24年に両社合祀、現在地へ遷座しました。 『阿禰神社 御由緒』より要約 姉の里と阿如社の伝承 伊弉諾尊・伊弉冉尊の御子三柱の姉神がこの地に鎮まったことから、里は「姉(あね)の里」と称された――と古書に見える。 → 社号「阿禰(あね)」と地名伝承が重なり、古来の信仰圏が伺えます。 境内社と見どころ ▲ 鳥居 ▲ 鳥居の扁額 ▲ 狛犬(上段) ▲ 狛犬(下段) ▲ 客大明神神社(焼太刀大穂日子命) ▲ 金毘羅社(金山彦命) ...