【出雲国風土記】久武神社(久牟社)|素盞嗚命を祀る出雲郷の式内社|出雲郡・出雲市斐川町
出雲市斐川町に鎮座する久武神社は、出雲国風土記に「久牟社」と記載された古社で、素盞嗚命を御祭神としてお祀りする神社です。
八岐大蛇退治ののち、多くの雲が立ちのぼったという伝承が残る出雲郷の氏神として、古くから崇敬を集めてきました。
静かな田園風景の中に佇む久武神社(久牟社)へ、あなたもタイムスリップしてみませんか?
御祭神
| 主 祭 神 | 素盞嗚命 |
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御由緒(歴史)
久武神社は出雲国風土記に「久牟社」と見える古社で、延喜式内社と伝えられます。現在地は四度目の鎮座地といわれ、江戸時代中期に遷座したとされています。本殿は大社造り。
八岐大蛇退治の折、素盞嗚命が稲田姫命をこの地の稲城にかくまい、退治ののち再び戻られた際、命の功績を祝うかのように多くの雲が立ちのぼり、二柱を取り巻いたと伝承されます。そこで命は「八雲立つ出雲八重垣妻籠みに……」と詠まれたといわれ、出雲郷は出雲の原郷にふさわしい地として尊ばれてきました。
同じ境内には誉田別命を祀る八幡宮(流造の本殿)も鎮座します。室町時代末期に氏神として勧請され、のち明治三年に久武神社とともに氏神社として整理され、現在は産土神として崇敬されています。
境内社として三保社(事代主命・三穂津姫命)、若宮社(足仲彦命)、稲荷社(倉稲魂命)、社日祠(天照皇大御神ほか)、塞神祠(猿田彦神)、木俣祠(木俣神)、塚神祠(荒魂・諸霊)などが祀られ、地域の安泰と五穀豊穣、家内安全を願う信仰を今に伝えています。
現地写真ギャラリー
アクセス・駐車場
島根県出雲市斐川町出西1834。周辺は田園地帯で、国道197号線(出雲ロマン街道)からアクセスします。
お問い合わせ
| 所在地 | 島根県出雲市斐川町出西1834 |
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| TEL | 0853-72-2010 |
| HP | -- |
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| 駐車場 |
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曽枳能夜神社から国道197号線(出雲ロマン街道)を約1.3km進み、 「小規模多機能ホームひより」手前を左折して200mほどの場所にあります。 神社前に5~6台ほど停められるスペースがあり、例祭時には氏子さんも利用されていました。 |
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| 御朱印 | 有無は不明 |

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