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【出雲国風土記】飯石神社(飯石社)・託和神社(託和社)|出雲国風土記の神秘・磐座信仰の聖地|島根・三刀屋町

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【出雲国風土記】飯石神社(飯石社)・託和神社(託和社)|出雲国風土記の神秘・磐座信仰の聖地|島根・三刀屋町 出雲国風土記に記された「飯石社」=飯石神社。 本殿の奥に鎮座する 巨大な岩が御神体 という、 日本最古の信仰形態 を今に残す神秘の神社です。 境内には鳥居も狛犬もなく、 古代の聖地そのもの のような空間が広がっています。 目次を開く ▾ 飯石神社の特徴 御祭神 御由緒(出雲国風土記より) 現地写真ギャラリー アクセス・駐車場情報 まとめ 飯石神社の特徴 御神体は巨大な岩 (磐座信仰の典型例) 本殿・鳥居・狛犬・灯籠なし → 古代の聖地そのものの姿 出雲国造が参向する例祭 (11月4日) 境内から祭祀遺跡が発見 → 学会も注目 御祭神 主祭神 伊毘志都幣命 (飯石神社) 境内社 吉備津彦命 (託和神社) 御由緒(出雲国風土記より) 出雲風土記によれば、飯石郡の地名は「 伊毘志都幣命がこの地に坐すため 」と記されています。 命は天照大御神の孫・ 天穂日命 の御子であり、 出雲国造家の祖神 。大国主命の国譲りにも関わった重要な神です。 境内社の 託和神社 は吉備津彦命を祀り、明治44年に現在地に遷座。旧社地付近では 西日本最古の縄文土器 も出土しています。 現地写真ギャラリー 拝殿 :幣殿を通って正面から御神体(岩)を拝む珍しい構造 幣殿 :出雲国造が御幣を奉る神聖な空間 御神体 :玉垣で囲まれた巨大な岩。まさに「神が降臨した石」 境内社・託和神社 :吉備津彦命を祀る。旧地では縄文土器も出土 アクセス・駐車場情報 所在地 島根県雲南市三刀屋町多久和1065 駐車場 神社の手前にあり(スロープあり) 御朱印 有無は不明(要確認)...