投稿

ラベル(伊邪那岐命)が付いた投稿を表示しています

出雲国風土記 意宇郡 『佐久佐社(六所神社)』

イメージ
出雲国風土記 意宇郡 『佐久佐社(六所神社)』 松江市大草町に鎮座する六所神社は出雲国風土記に佐久佐社と記載され、主祭神に伊邪那岐命、伊邪那美命をはじめ六柱をお祀りする古社で、出雲国総社であり、意宇六社の一社でもあります。六柱の神を主祭神としていることから六所神社とついたといわれる。  ※ 佐久佐社の論社には松江市佐草町にある 八重垣神社 とする説もある。  ※ 意宇六社とは...意宇郡に鎮座する神社の中で熊野大社(松江市八雲町)・真名井神社(松江市山代町)・ 揖夜神社 (松江市東出雲町)・六所神社(松江市大草町)・ 八重垣神社 (松江市佐草町)・神魂神社(松江市大庭町)の六社を「意宇六社」という。 拝 殿 本 殿 御祭神 主祭神 伊邪那岐命 伊邪那美命 天照皇大神 月夜見命 素盞鳴尊命 大己貴命 御由緒 御由緒 『延喜式』、『出雲国風土記』に記載されている古社。奈良時代以降は「出雲国総社」として社格を有し、国内の神社に奉る幣帛を班つ班弊式や諸祈願は、出雲国内の神主を当社に集め、国司が斎行した。王朝時代以来続く古伝「御田饌神事」は、観応元年(1350)までは勅使の御参向があり、その行列と儀式を描いた壁画は県の文化財に指定されている。出雲国造家と関わりの深い「意宇六社」の一つで、御本殿は大社造、神紋は二重亀甲に「有」である。この神紋は、出雲大社の古来の神紋であり、神魂神社と眞名井神社も同紋である。 「 島根県神社庁HP 」より 丁明神社   御祭神:青幡佐久佐彦命 王子神社 御祭神:高御産霊命・神御産霊命 天満宮 御祭神:菅原道真公 石祠 御祭神は不詳 荒 神 佐久佐社の碑 出雲国府総社の石碑 出雲国府跡の石碑 坪井清足書の「こくてうの地(⁉)」 石碑 なんの石碑だろうか...? 随神門 虹梁文様が江戸時代後期の特徴を示す。 鳥 居 2024年3月上旬に参拝したところ撤去されていました。 狛 犬 パンフによると...江戸...

出雲国風土記 神門郡 『火守社(火守神社)』

イメージ
出雲国風土記 神門郡 『火守社(火守神社)』 火守神社は出雲市宇那手町にあり、出雲国風土記には火守社と記載されています。 御祭神は櫛八玉命で料理の祖神として祀られています 拝 殿 本 殿 御祭神 主 祭 神    櫛八玉命 配 祀 神    伊邪那岐命 事解男命 速玉男命 応神天皇    息長足姫命 武内宿禰命 木花咲耶姫命      大歳神 御歳神 若歳神 御由緒 火守(ほもり)神社略記 一、御祭神 主祭神 櫛八玉命  国譲りが行われた多藝志之小浜(現武志町 鹿島神社付近で)膳夫(接待役)として館を建て、土器を作り、火を切り出し、盛沢山の料理で使者をもてなして、交渉が円満に成立するように尽力された。料理の祖神として祀られている。 ---古事記---  配祀神 伊邪那岐命     事解男命   熊野神社の御祭神、明治以前は字那手の氏神神社     速玉男命                                 応神天皇 息長足姫命      八幡宮の御祭神  武内宿禰命  (熊野神社の右脇に鎮座 最古の棟札は天文十二年)  西暦一五四三年  四六八年前 木花咲耶姫命     朝間神社の御祭神 神社は村内共和の井下の後の岩山に鎮座 創立は明和二年現在は社殿も新築され、 太平、西谷の有志の方により篤く崇拝されている。 大歳神 御歳神        大歳神社の御祭神  若歳神  元は宇那手下集会所の地に鎮座、今も廻の方々に依り二月七日に午前は祷家祭、午後は神社で例祭が斎行され崇敬されている。創立は明和二年(一七六五年) 一、祭日  ◎祈年祭 四月一日  ◎例祭十月第二日曜日  ◎献穀祭十二月一日 一、由緒  創立年代は不詳なれど、出雲國風土記に式外社『火守社』と記されており、これ以前と云うことになる。 宇那手村右谷の屋敷の下に有る火鑚瀧の淵付近に『火鑽社』として鎮座されていたと言い伝えれる。 村内には、熊野神社 八幡宮 朝間神社 大歳神社 も鎮座され、戦国時代には領主古志氏から篤く崇敬を受けていたと云う。  ...

出雲国風土記 出雲郡 『阿受伎社(阿須伎神社)』

イメージ
出雲国風土記 出雲郡 『阿受伎社(阿須伎神社)』 出雲市大社町に鎮座する出雲大社摂社の阿須伎神社は、出雲国風土記に阿受伎社として記載され、主祭神に 阿遅須伎高日子根命をお祀りする古社です。 出雲国風土記には三十九社も阿受伎神社が記載されているが、現在は合祀されて一社となっています。  阿須伎神社以外の三十八社の合祀先には異説もあって、出雲大社の東西十九社、または、因佐神社に合祀された説もある。  ※、参考にしている『加藤義成校注 出雲國風土記』『出雲神社探訪』『解説 出雲風土記』では四十社ありますが、『阿須伎神社 由緒』では三十九社。 拝 殿 本 殿 本殿と幣殿 御祭神 主 祭 神    阿遅須伎高日子根命 合 祀 神    五十猛命 天稚彦命 素盞嗚命 下照姫命      猿田彦命 伊邪那岐命 天夷鳥命 稲背脛命      事代主命 天穂日命 御由緒 延喜式内社 阿須伎神社 由緒       (出雲大社摂社) 御祭神 阿遅須伎高日子根命 ほか十柱 由 緒 当社は延喜式(九二七)に十一社、更に古い天平五年(七三三)の出雲國風土記には三十九社をかぞえるほど この近在では、いちばん多くその名の見える由緒ある神社ですが、現在は当社を遺すのみで他の同名の社はすべて当社に合祀されたと伝えられています。  主祭神 阿遅須伎高日子根命は大国主命の御長男神に坐して、御父神と共に「切れ味のよい鋤」をおとりになって、国土創生におおいなるご神威を発揚なされました。その御事蹟により、御名とともに御神徳が高くたえられています。  社殿は、昭和六十二年の遷宮時に銅板葺に改められましたが、大社造の古格をそのまゝ今日に伝え、その宏大な規模とともに貴重な文化財でもあります。 阿須伎神社に祀られている御祭神 主祭神  阿遅須伎高日子根命(あじすきたかひこねのみこと) 合殿神(あいどののかみ) 五十猛命 (いたけるのみこと)   素盞嗚命の御子神 武勇神 天稚彦命 (あめのわかひこのみこと)高天原より国譲りの神使 阿遅須伎高日子根命とは朋友神 素盞嗚命 (すさのおのみこ...