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【出雲国風土記】忌部神社(久多美社)|玉の森と古代玉作りの秘密|松江市・忌部町

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【出雲国風土記】忌部神社(久多美社)|玉の森と古代玉作りの秘密|松江市・忌部町 出雲国風土記に記された 「久多美社」 = 松江市・忌部神社 。 古代玉作りの中心地だった「 玉の森 」があり、 天照大神 を祀る古社です。 明治に4社が合祀され、現在の姿に。歴史ロマンと神秘の森を巡る旅へ。 📖 目次(クリックで開閉) 1. 拝殿・本殿 2. 御祭神と由緒 3. 必見!玉の森と古代玉作り 4. 境内社めぐり 5. アクセス・駐車場・御朱印 🛐 1. 拝殿・本殿 入母屋造(間口5間・奥行3間)の荘厳な拝殿。扁額に「忌部神社」と刻まれています。 春日造変態の本殿(間口2間・奥行2間)。明治の合祀で4社が一つに。 🙏 2. 御祭神と由緒 主祭神 天照大神、天太玉神、天児屋根神 外二十二神 合祀(明治44年) 久多美神社、素鵞神社、七次神社、山智神社 社格 郷社(昭和6年)→ 島根県特別神社(昭和50年) 例祭 10月19日(例祭)、3月19日(祈年祭)、11月28日(新嘗祭) 平安時代より「忌部神戸」の総社として朝廷の崇敬を受け、明治に4社が合祀され「忌部神社」に改称。 ✦ 必見!「玉の森」と古代玉作りの秘密 出雲国風土記に記された「 忌部神戸 」の中心地。 奈良時代、全国唯一の玉生産地だった 花仙山 の麓に位置し、 櫛明玉命の墓 と伝わるのがこの「玉の森」。 一本のタブノキが立つ「玉の森」。古代玉作りの中心地。 → ここが忌部氏と出雲の深い繋がりの証! 🌸 4. 境内社めぐり 若宮神社 :経津主命、武甕槌命、稲倉魂命 鷺神社 :稲脊脛命 厳島神社 :市杵島姫命 稲荷神社・若宮神社 ...

ちょっと寄り道...『須佐の七不思議』

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ちょっと寄り道...『須佐の七不思議』 須佐神社 周辺には『須佐の七不思議』といわれる場所があります。 ※本文は案内板より 塩ノ井(しおのい)   境内に湧出している塩の井は大社の稲佐の浜に続いているので、微かに塩味を感じる。湧水に間渇があるのは潮の干満のためである。須佐之男命自ら潮を汲みこの地を清められたという。(社記) 神 馬(しんめ) 常立の馬と言い、神社に奉献された神馬は、どんな毛色の馬でも後に必ず白馬に変わるという。吉凶禍福や国の大事を予知したといわれている。(社記) 相生の松(あいおいのまつ) 本殿の裏に、一本の松に雄松と雌松の両肌のものがあった。昭和のはじめに枯れて今は残っていない。(社伝) 影無し桜(かげなしざくら) 昔、隠岐の国に木の陰がさして耕作不能の処があった。 これを知々井の者が占った処、影は出雲の須佐大宮(須佐神社)の境内の桜の影であるとのことで、願い出て切ってもらい耕作が出来る様になった。その切り株から生じた桜は、以後大木にならずに今に至っているという。(社伝) 落葉の槙(おちばのまき) 須佐之男命の妃姫である稲田姫が誕生山で御子をお産みになったとき、産具を柏の葉で包み、それを松葉で綴って川に流され、その包物が流れついたところに繁茂して、今日に至る。今でも柏の葉の縁に松葉で刺したような穴がある。(雲陽誌) 星 滑(ほしなめら) 神社の西方、中山の頂上近くになめらかな岩肌が見え、その中央辺に光るものがある。 これは星の光りを映したものだといい、大きく光ればその年は豊作で、小さくて、光沢がなけ れば不作であるという。(社伝) 雨 壺(あまつぼ) 神社の西を流れる須佐川の下流、 道路下の田の畔に大きな岩がある。この岩の穴をかきまわすと神の怒りで風雨が起こり、洪水が出るという。(社伝) 地 図