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出雲国風土記 出雲郡 『阿受伎社(阿須伎神社)』

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出雲国風土記 出雲郡 『阿受伎社(阿須伎神社)』 出雲市大社町に鎮座する出雲大社摂社の阿須伎神社は、出雲国風土記に阿受伎社として記載され、主祭神に 阿遅須伎高日子根命をお祀りする古社です。 出雲国風土記には三十九社も阿受伎神社が記載されているが、現在は合祀されて一社となっています。  阿須伎神社以外の三十八社の合祀先には異説もあって、出雲大社の東西十九社、または、因佐神社に合祀された説もある。  ※、参考にしている『加藤義成校注 出雲國風土記』『出雲神社探訪』『解説 出雲風土記』では四十社ありますが、『阿須伎神社 由緒』では三十九社。 拝 殿 本 殿 本殿と幣殿 御祭神 主 祭 神    阿遅須伎高日子根命 合 祀 神    五十猛命 天稚彦命 素盞嗚命 下照姫命      猿田彦命 伊邪那岐命 天夷鳥命 稲背脛命      事代主命 天穂日命 御由緒 延喜式内社 阿須伎神社 由緒       (出雲大社摂社) 御祭神 阿遅須伎高日子根命 ほか十柱 由 緒 当社は延喜式(九二七)に十一社、更に古い天平五年(七三三)の出雲國風土記には三十九社をかぞえるほど この近在では、いちばん多くその名の見える由緒ある神社ですが、現在は当社を遺すのみで他の同名の社はすべて当社に合祀されたと伝えられています。  主祭神 阿遅須伎高日子根命は大国主命の御長男神に坐して、御父神と共に「切れ味のよい鋤」をおとりになって、国土創生におおいなるご神威を発揚なされました。その御事蹟により、御名とともに御神徳が高くたえられています。  社殿は、昭和六十二年の遷宮時に銅板葺に改められましたが、大社造の古格をそのまゝ今日に伝え、その宏大な規模とともに貴重な文化財でもあります。 阿須伎神社に祀られている御祭神 主祭神  阿遅須伎高日子根命(あじすきたかひこねのみこと) 合殿神(あいどののかみ) 五十猛命 (いたけるのみこと)   素盞嗚命の御子神 武勇神 天稚彦命 (あめのわかひこのみこと)高天原より国譲りの神使 阿遅須伎高日子根命とは朋友神 素盞嗚命 (すさのおのみこ...