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出雲国風土記 大原郡 『佐世社(佐世神社)』

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出雲国風土記 大原郡 『佐世社(佐世神社)』 今回は雲南市大東町に鎮座する出雲国風土記に佐世社と記載された佐世神社に行っていきました。須佐能袁命と奇稲田姫命を御祭神としてお祀りしています。  数年前に1度参拝に行ったのですが、駐車場に着いた途端、木々に覆われて真っ暗で、すごく不気味だったのでビビッて逃げ帰った神社です。(笑) 拝 殿 本 殿 御祭神 御 祭 神    須佐能袁命 奇稲田姫命 御由緒 佐世神社祭神及由緒 祭神 須佐能袁命 奇稲田姫命 延喜式神名帳 並に風土記所載の神社にして上佐世下佐世両村の産土神として明治四年郷社に列せらる 須佐能袁命八岐大蛇を退治して後 欣喜の余り稲田姫と神舞をなされた時 頭に刺していた佐世の木の葉が落ちた命は地にさせと申され刺した木が今の佐世の社なり 故に此の地を 佐世 と云う  後 出雲八所八幡の一社佐世八幡を合祀し崇敬されている神社である 與津彦神社   石 祠 手 水 狛 犬 境 内 鳥 居 参 道 参道脇にある灯篭 佐世の森 佐世の森 佐世神社の境内にある。幹廻り約七・六メートル、枝が八方に拡がり約三・八メートル四方に及ぶ椎の古木で、枯れては又芽を吹き、現在のは五代目の木といい、「 佐世郷 。郡家の正東九里二百歩なり。古老の伝へに云へらく、須佐之男命、佐世の木の葉を頭㓨して踊躍りたまふ時に、㓨せさる佐世の木の葉、地に墮ちき。故、佐世と云ふ。」とあり、佐世の木の葉をかざして舞われ、その葉がここに落ちたので 佐世というと伝えた。「出雲国風土記参究」 主祭神 須佐能袁命 奇稲田姫命 何かの神事のあとかな...? 社号標 県道側の参道階段 崩れて危険なのか、通行禁止になっている県道にある階段。 地 図 問い合わせ 所在地  島根県雲南市大東町下佐世1202 TEL  08...

ちょっと寄り道...宍道神社巡拝スタンプラリー

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宍道神社巡拝スタンプラリー 『出雲国風土記』に掲載され、『出雲郡 伊自美社』に比定される『 伊甚神社 』を訪れた際に、たまたま見つけた『宍道神社巡拝スタンプラリー』の用紙...宍道町内の計9ヶ所(8社1遺跡)を巡るスタンプラリーで、スタンプを9か所全部揃えて氷川神社の社務所に持って行くと授与品がいただけるというものです。 ちなみに、授与品は後日送られてきます。 この日は、『出雲国風土記』に掲載された神社を何ヶ所か周る予定だったのを変更して周ってみることにしました。 宍道神社巡拝スタンプラリー (答えはこちら↓) ①  氷口神社   (松江市宍道町宍道858) ②  亀口神社   (松江市宍道町宍道764) ③  口為神社   (松江市宍道町白石1464) ④  金口八幡宮  (松江市宍道町白石2279) ⑤  口森神社   (松江市宍道町佐々布738) ⑥  口賀神社   (松江市宍道町佐々布1201) ⑦  口甚神社   (松江市宍道町伊志見188) ⑧  口部神社   (松江市宍道町佐々布2214) ⑨  女口岩遺跡  (松江市宍道町白石3313-1) 授与品 地 図 問い合わせ 所在地  島根県松江市宍道町宍道858 電 話   0852-66-1825 ( 氷川神社社務所 ) HP   宍道 神社巡拝 Email   yokoya1961@yahoo.co.jp  ( 氷川神社社務所 ) 駐車場  9号線のJAしまね 宍道支店とファミマAコープしんじ店から  真っすぐ入ることもできますが向きを変えることが大変です。  宍道駅入口の信号から松江市宍道支所を目安に入っていくと  少し上ったところに駐車場(相撲場かも...?)があります。

ちょっと寄り道...出雲國神仏霊場

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出 雲 國 神 仏 霊 場 全く興味のなかった島根県...(笑)!  興味を持つ(特に出雲地方)ようになったのが10年ほど前に生まれて初めて訪れた『出雲大社』でたまたま見かけた『出雲國神仏霊場』の文字...良くないことが続いていたので『よしっ...これ巡ってみよう』と思ったのがきっかけです。 平成22年10月に1回目の満願をむかえ、現在は出雲国風土記の掲載社を巡りながら2回目をコツコツと巡っています。 2巡目は10年かかって2023年10月に峯寺で満願を迎えました。 『出雲國神仏霊場』とは...   宍道湖・中海の周りを囲む出雲地方(島根県東部および鳥取県西部)の20の神社とお寺が結成した『 出雲の国 社寺縁座の会 』が主催する霊場巡りです。 参加寺社は... 第1番:出雲大社 第2番:鰐淵寺 第3番:一畑寺 第4番:佐太神社 第5番:月照寺 第6番:賣布神社 第7番:華蔵寺 第8番:美保神社 第9番:大神山神社・奥宮 第10番:大山寺 第11番:清水寺 第12番:雲樹寺 第13番:平濱八幡宮・武内神社 第14番:八重垣神社 第15番:熊野大社 第16番:須我神社 第17番:峯寺 第18番:須佐神社 第19番:長浜神社 第20番:日御碕神社 地 図 巡拝帳 各社寺に参拝て頂く御朱印を収められるようになっています。見開きページになっていて左側に御朱印を差し込み、右側に社寺の説明が書かれています。(授与料 1,500円) 護縁珠 各社寺に参拝して御朱印を頂くと、その社寺の番号や名前・教えに因む文字の書かれた奥出雲町の雲州そろばんの技術を使って作られた護縁珠がいただけます。(授与料 500円) 頂いた護縁珠を『護縁珠むすび』(授与料 1,500円)という組紐に通すと首から掛けられる巡拝の証になります。 注 護縁珠単体では頂けません  ※2023年12月から御縁珠500円、御朱印500円に改定されるそうです。 満願之証 20社寺をすべて巡って、最後の社寺の窓口に巡拝帳か護縁珠を見せると、希望する人に『満願之証』が頂けます。 『満願之証』にはメノウに満願と彫られた『満願勾玉』も頂けます。護縁珠むすびの一番大きな親玉の先に結べばいいとか...

ちょっと寄り道...ホーランエンヤ(城山稲荷神社式年神幸祭)

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ちょっと寄り道...ホーランエンヤ(城山稲荷神社式年神幸祭) 2019年5月18日に10年に1度開催される絢爛豪華な水上絵巻『ホーランエンヤ』を見に行ってきました。 櫂伝馬踊奉納の開始が10時頃だというので広島の自宅を朝の5時過ぎに出て松江に着いたのが8時半頃...でももう川沿いの観覧場所は見物客で一杯でした...!😱😱 しばらく歩き回って、何とか見えやすい場所を確保...終わるまで立ったままでしたが...❕ ホーランエンヤ とは、松江市で10年に1度開催される城山稲荷神社式年神幸祭の祭事で大阪天満宮(大阪市)の天神祭、厳島神社(広島県廿日市市)の管絃祭とともに日本三大船神事の一つとされる。漢字では「宝来遠弥」又は、「豊来栄弥」の字を当てる。起源は1648年に出雲で大規模な凶作があり、松江藩主の松平直政公が城山稲荷神社の御神体を船に載せて阿太加夜神社まで運び、五穀豊穣を祈願する祭礼を行ったのが始まりとされる。 渡御祭(とぎょさい) ...城山稲荷神社の御神体を載せた船団が大橋川から意宇川を通って阿太加夜神社に渡る。 中日祭(ちゅうにちさい) ...阿太加夜神社で櫂伝馬奉納などが行われる。 還御祭(かんぎょさい) ...7日間の祈祷が終了した翌日に、渡御祭とは逆の経路で城山稲荷神社まで御神体が運ばれる。 ホーランエンヤの櫂伝馬船には神輿船に近い順番で一番船から五番船まである。他に神輿船をはじめ、複数の神器船・神能船・神楽船など、100隻以上の船が大船団を作る。櫂伝馬踊奉納は先頭から大海崎・福富・大井・矢田・馬潟の順となっている。 (以下の説明は松江ホーランエンヤ伝承館で貰ったリーフレットから...) 一番船(馬潟地区)   参加は1808年から。幟は、馬潟櫂伝馬船だけに許された紫色を用いている。 二番船(矢田地区) 参加は1818年から。宝珠を取り付けた長い棹を2本立てるのは、矢田櫂伝馬船唯一である。 三番船(大井地区) 参加は1828年から。中央だけでなく船尾にも擬宝珠があるのが特徴である。 四番船(福富地区) 参加は1838年から。船に立てる2本の棹には、それぞれ宝珠と矢車を取りつけている。 ...