投稿

12月, 2022の投稿を表示しています

出雲国風土記 大原郡 『矢口社(八口神社)』

イメージ
出雲国風土記 大原郡 『矢口社(八口神社)』 雲南市加茂町に鎮座する八口神社は、出雲国風土記に矢口社と記載され、素盞嗚命を祭神としてお祀りする古社で、素盞嗚命が八岐大蛇を退治したとされる場所として知られています。 拝 殿 本 殿 御祭神 主 祭 神    素盞嗚命 御由緒 八口神社御由緒  鎮座地 雲南市加茂町神原九八番地  主祭神 素盞嗚命 由緒  当社は延喜式神明帳(九二七年)に記載されている式内社であり、また出雲風土記(七三三年)にも八口社の記載されている極めて古い 社である。  八口の由来は神代の昔、簸の川上に於いて素盞嗚尊が八岐の大蛇を退治し給う時、命に追われた大蛇が川を流れ下って、かろうじてこの地まで辿りつき、草を枕にうめき苦しんでいた時、命が大蛇の八頭を切り伏せ給うた故事に因み八口と言う。  また、当社の旧記によれば、現今の社地は創建以来の社地であり、 遷宮を重ねながら現在に至っている。尚、当社の棟札の最古のものは、永禄五年(一五六二年 室町時代) と記されており、その棟札が現存している。 『八口神社御由緒』より 鳥 居   狛 犬 境 内 境内社 石 祠 御神木 古銘木欅跡地 手 水 参道階段 草 枕 出雲国風土記には、「矢口社」と記載されています。また延喜式には「八口社」と記載されています。 須佐之男命が八岐大蛇の八つの頭を斬られたにより八口大明神といわれた。 また、大蛇が八塩折の酒に酔い草枕山を枕に伏せっているところを、男命が矢をもって射られたので矢代郷、 式内社矢口社という。 赤川は、安政年間まで草枕山の東南方を迂回して斐伊川に注いでいたが、 度重なる水難のため山を真二つに切り開き流れを変え、現在に至っている。 主祭神 須佐之男命 地 図 問い合わせ 所在地  島根県雲南市加茂町神原98 TEL  -- HP  -- Email  -- ...

出雲国風土記 秋鹿郡 『許曽志社(許曽志神社)』

イメージ
出雲国風土記 秋鹿郡 『許曽志社(許曽志神社)』 松江市古曽志町に鎮座する許曽志神社は出雲国風土記に許曽志社と記載された古社で、御祭神には瓊瓊杵尊が天孫降臨の際に道案内し、みちひらきの神の猿田毘古命と天照大神が天岩戸に閉じこもった際に踊りを踊って天照大神の興味を惹き、芸能の神として有名な天宇受賣命をお祀りしています。 拝 殿 許曽志神社なのに扁額は『白髭神社』...(!?)江戸時代の頃は『白髭大明神』と言われていたらしいが...。 本 殿 御祭神 主 祭 神    猿田毘古命・天宇受賣命 御由緒 許曽志神社 御由緒 鎮座地 松江市古曽志町字松尾四六六 主祭神 猿田毘古命・天宇受賣命 祭 日 祈年祭   四月十日     昇格祈年祭 七月三十一日     御茣蓙替祭 十月八日     前夜祭   十月九日     例大祭   十月十日     新嘗祭   十二月十日 由緒   創祀年代は不詳であるが出雲國風土記及び延喜式に記された古社で、祭神は当地方開発の祖神であるとともに農耕、延命長寿、結婚、安産、交通安全の守護神として尊崇されている 大正十一年七月由緒 古き故を以て「村社」から一躍「県社」に昇格になった 往古は現鎮座地の南、記念碑建立地周辺(地名を元宮と言ふ)が社地であったが貞享元年(一六八四年)四月現地に奉遷した 熊野神社   飯生神社 火除神社 隋神門 手水舎 石灯篭 狛犬ならぬ狛猿 犬ではなく猿なのは...御祭神の『猿田毘古命』によるものか...。 次は狛犬ならぬ狛鶏 では...こちらは『天宇受賣命』によるものなのか...? 狛犬 参 道 鳥 居 社号標 社務所 荒神の森(!?) 境内の左手の少し下がったところに、しめ縄が張られた荒神があります。 龍神...? 何故かだいこく様が...?? 元宮阯 現在の鎮座地から南に250mほどの畑の真ん中にあります。 駐車場 ...